日々の記録、お菓子やパンのレシピ *レシピはすべてオリジナルです。配合など予告なく変更になる事があります。
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ピアノの調律師さんのアトリエにおじゃましに行ってきました。
2012年11月03日 (土) 16:13 * 編集
昨日は、以前から遊びにおいでと言ってくれていたピアノの調律師さんのアトリエへまー君連れて遊びに行ってきました。
このピアノは1904年製、今は無いガヴォー社の物。全長270cmのコンサートピアノです。
重い木と鋼でできていて、総量480kgもあります。鍵盤数は現在の普通の物(ベーゼンドルファー社の一部の製品を除く)と比べ2音多く、90個あります。
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譜面台の美しさにうっとり見とれてしまいます。
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ペダル。
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美しい手彫りが施された足。480kgも支えるのですから、ここまで太いのにも納得です。
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これもまた美しい・・・
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1908年頃までのフランスピアノは、比較的響きの弱い物でした。現在のスタインウェイ社のピアノなどに比べ弦が細く、音の保持時間が短めです。鍵盤も軽いので、メロディの一音一音を引き離して弾くのに適しています。これをフランス的真珠の演奏法(le jeu perlé à la française)と言うそうです。
DSCN2650.jpg
中の構造について質問したら、鍵盤部分を引き出して見せてくれました。ものすごくたくさんの小さな部品が組み合わさって、それぞれが複雑に機能しあって音が出る仕組みになっているのがよくわかります。
若干42歳のこのお兄さん一人で全ての部品を新品に代えたんだそうです。良い仕事ですね。
私もあと15歳ほど若かったらちょっと研修を申し込みたいと思ったほどです。笑
DSCN2652.jpg
鍵盤のひとつひとつの下に、小さな円形のフェルトが2枚とその下に同じく薄くて丸い紙が設置されているそうです。
DSCN2654.jpg
鍵盤部分をごっそり前に引きだしたら奥はこのようになっています。
DSCN2655.jpg
こちらは1928年製の同じくガヴォー。さきほどのと比べると235センチと少し小さいです。
装飾はほとんど無し。限定販売で、世界に90台しか無いそうです。
非常に美しい音色で、スタインウェイ社の物に似ています。
二つを弾き比べてみて、1908年頃に革命的な技術革新があった事がわかります。
どちらを家に置きたいか、と言われるとやはりこちらのほう。でも1904年製のほうも、もう少しいろんな曲で試してみたいです。
DSCN2657.jpg

帰省先で5日間にわか練習をして、バッハやショパン、リスト、ベートーヴェンなど2時間ほど試弾させてもらってきました。
フランスのピアノの制作技術の発展の歴史など知らない事をたくさん教えてもらったし、とても楽しい時間を過ごす事ができました。
舅が車の運転手さんと子守をしてくれたおかげで、ゆっくり堪能することができましたよ。

いつかピアノを購入するなら彼のアトリエから、と夫婦で考えているところです。
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