日々の記録、お菓子やパンのレシピ *レシピはすべてオリジナルです。配合など予告なく変更になる事があります。
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油について
2005年02月15日 (火) 21:32 * 編集
以前に油について、ちょこっと書いた事がありますが、(素材のカテゴリー参照)思うことが多々あり、ここにまとめます。
これはずーっと前、家で使っていた大手企業のサラダ油です。今は食用には使ってません。厚生労働省より特定保健用食品*1に認定されています。
20050215195849.jpg

厚生労働省からこのようなお墨付きをもらい、次のような宣伝文句が書いてあれば、消費者の目にはとても魅力的に映ります。
20050215195901.jpg

でも。。。何かひっかかります。原材料を見てみましょう。
20050215195915.jpg

油脂の製法について調べてみました。

採油法の種類

(1)圧搾法;種子などを搾る。オリーブ油等。風味、栄養価が残る。少量しか採れない。
(2)抽出法;溶剤抽出。大豆油等。色、風味なし。コストがかからない。大量生産が可能。
(3)融出法;加熱によるもの。牛脂、ラード等。

(2)の抽出法は、薬品の多用による製油法である。
ほとんどのサラダ油はこの方法で製油されている。

[1]石油から作られた有機溶剤、ノルマンヘキサン*2によって油を100%溶かし出す。
[2]脱ガム。ガム質やリン質をリン酸、硝酸などで除去。
[3]脱酸。苛性ソーダ等で、アルカリ中和。
[4]脱色。活性白土*3等で漂白。
[5]脱臭。苛性ソーダなど様々な劇薬を使用。

これらの過程で、本来油の中に含まれる天然ビタミンE(抗酸化物質)が破壊されるため、合成された酸化防止剤(この製品ではビタミンE、ビタミンC)が添加される。そして、原料の大豆や菜種はほとんどが輸入であり、ポストハーベストはもちろん、最近では遺伝子組み換え原料の心配がある。また、化学処理された大豆のカスは、脱脂加工大豆として醤油の原料に生まれ変わる。
20050215201206.jpg

この製品の原材料にある植物性加工油脂の表示は、サラダ油製品だけではなく、マーガリンや植物性クリーム、カレールー、インスタント麺などあらゆる製品で見られる。

*1 特定保健用食品;各生産者が厚生労働省に対して、対象製品の臨床効果や安全性を自主的に証明してはじめて認可される。費用がかかるため、大資本企業でないと取得は難しい。
*2 ノルマンヘキサン;強い急性毒性あり。加工助剤なので表示義務が無いが、最終段階での残留は避けられない。
*3 活性白土;研磨剤の原料。

探せば、国産原料を100%使った圧搾製法による油も最近一部のスーパーで手に入るようになりました。嬉しい事です。以前、無味無臭のサラダ油に慣れていた私は、菜種油の強い香りに始めびっくりしましたが、今ではその香ばしい香りが気に入っています。
それにしても、厚生労働省の定める保健機能食品。こんなんでいいの?と思う。
大手企業にしか手にできない、このお墨付きの製品よりも、小規模でも頑張って自然な製法を守り抜いている、小さな生産者の製品を購入したいです。
今では食用として使ってないこの油。りえねこはこんなふうに使っています。
びんのふたについていたラベルをはがすのに、水でふやかしても取れないので、油と少しの重曹を使います。
DSCN0949.jpg

水気をふき取った後、クッキングペーパーに少量の油をなじませ、重曹を少し振ってラベルの糊をこすり取っていきます。
DSCN0950.jpg

ものの2~3分でこの通りきれいになりました♪
DSCN0957.jpg

このようにきれいにしたビンとふたは、保存食などの密封容器として、再び活躍してくれます。
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