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日々の記録、お菓子やパンのレシピ *レシピはすべてオリジナルです。配合など予告なく変更になる事があります。
りえねこのエスカリバダ(Escalivada)
2011年08月21日 (日) 08:54 * 編集
ヴァカンス中に行ったカタラン地方で食べた料理で、エスカリバダという野菜ばっかりの料理です。
野菜だけとは思えない深いお味がして、家に帰ったら是非再現しようと思いました。
本来の作り方とは若干違うみたいですが、なかなか美味しく、出会った味に近い物ができたと思います。
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材料
   なんでも、夏のお野菜(トマト、茄子、玉ねぎ、ズッキーニ、ピーマンなど)
   オリーブ油
   醸造酢またはレモン汁
   塩コショウ 
   エルブドプロヴァンスまたはバジルなどお好きなハーブ 

作り方
1)ボウルにオリーブオイル、塩コショウ、酢、エルブドプロヴァンスを入れる。スライスした玉ねぎ適量を入れて混ぜ、ドレッシングを作っておく。(オリーブオイル:酢は2:1)
2)トマト以外のお野菜は6,7mmくらいに薄切りにし、表面にはけでオリーブオイルを塗ってグリルで(またはフライパンで)両面を焼く。薄く塩をする。(*この時、ナスは輪切りにするのではなく、長さにそって薄切りにした方が和える時崩れにくいようです。)
3)ピーマンはできれば加熱後に皮を剥く。トマトは皮を剥き1cm厚さに切っておく。
4)1)のボウルにお野菜全て入れ、ふんわり混ぜる。温かいままでも、冷やしてからでも美味しい。

お好みで、すりおろしニンニク少々加えても美味しいそうです。
それから、本来はトマトもグリル焼きにするみたいですが、私はトマトは今の季節、新鮮なお味を楽しみたいので非加熱で和えました。
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レバノン料理
2011年07月22日 (金) 22:13 * 編集
今日は朝からせっせとレバノン料理を作っていました。
写真手前から、ジャジキ(ミントの香りの効いたキュウリとヨーグルトのサラダ)、フムス(ひよこ豆のごま風味ペースト)、野菜(トマトとキャベツと赤玉ねぎ)、ファラフェル(スパイスをきかせたひよこ豆のコロッケ)、ピタパンです。
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ファラフェルは、ひよこ豆を一晩水に漬けておいた物を、玉ねぎ、にんにく、パセリ、クミン、カレー粉、塩コショウ、レモン汁と共にミキサーにかけて、一時間寝かせた物を一口大の小判型にまとめて揚げるだけです。
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ピタパンに、野菜とファラフェルとジャジキをはさんでサンドイッチにしました。とっても美味しかったです!
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フムスとジャジキ、ピタの作り方の覚え書きです。

*フムス*
一晩水に漬けて置いたひよこ豆を火にかけます。沸騰したら一度ざるにあけ、再び新しい水で煮ます。1時間弱ほどでやわらかくなったら、にんにく、タヒニ(白ごまペースト)、レモンの皮のすり下ろしとレモン汁少々、塩コショウ、クミン、オリーブオイルと一緒にしてミキサーにがーっとかけます。いつもお姑さんに分量を教えて!と言われるのですが、私はいつも味見しながら適当に・・・です。笑 固くてミキサーが回りにくい場合は豆のゆで汁少々でゆるめてから回します。味の決め手はタヒニとオリーブオイルなので、あんまりけちらないほうがいいと思います。
お皿に盛って、ひよこ豆やオリーブ、クミンの実、オリーブオイル、パセリやレモンスライスなどで飾り付けます。


*ジャジキ*
暑い夏にはすーっとさわやかで美味しい胡瓜のサラダです。
胡瓜は皮をところどころ剥いて長さを半分にし、中の種を除きます。(日本の細いきゅうりなら中の種を除かなくても大丈夫)薄くスライスしたら塩を振ってもみ、しばらく置いておきます。ヨーグルトの水切り、にんにくの下ろした物少々、塩コショウ、レモン汁、ミントの葉のみじん切り、オリーブオイルでドレッシングを作る。味見して酸っぱすぎるようならお砂糖少々加えてもいい。きゅうりの水気をぎゅうっと絞り、ヨーグルトのドレッシングで和える。

*ピタパン*(12枚分)
強力粉 500g 塩8g 砂糖 17g ドライイースト 9g 水 310g オリーブオイル 大さじ1
材料をがーっとまぜ、5分放置後、10分ほどまた捏ねる。温かい場所で1時間発酵。12分割して15分放置。めんぼうで直径15cmほどにのばす。オーブンを210度に温め、8~10分焼く。ぷくーっとふくらむので、ナイフで開けて中に具をつめていただきます。

デザートにスイカをいただいて、おなかいっぱい!ごちそうさまでした~♪
ボルロッティ豆(Haricot Borlotti)のトマトサラダ
2010年06月05日 (土) 11:48 * 編集
市場でとっても綺麗なお豆さんを発見しました。
ボルロッティ豆という名前から、イタリア出身かと想像しますが、どうなのでしょうか。
ひとめぼれしてしまいました。
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鮮やかな小豆色と白の斑点模様のさやの中から、どんなお豆が出てくるかワクワクして開けてみたら、中のお豆もとっても芸術的!
ん?そう言えば日本の虎豆にも少し似た愛らしさですね。
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さやからお豆を取り出す作業は全部、私の小さい助手が担当しましたよ。
大人用の椅子がちょうどいいサイズの作業台です。
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生の状態でとっても綺麗な模様だったのですが、煮てみたら模様はとっても薄くなっていました。
でも、お味は虎豆そっくり。甘くてしっかりホクホクの美味しいお豆さんでした。
また、買おう♪
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ボルロッティ豆の煮方。
さやから豆を取り出し、水の状態から煮て中火で30分煮る。最後に煮汁に塩少々を入れて味付けする。
サラダの作り方。
ボウルの底に塩、コショウ適量、レモン汁またはアップルビネガーなどのお好みの酢大さじ1強、オリーブオイル大さじ2、みじん切りの玉ねぎ少々を入れて混ぜる。
好みのお野菜(トマトは、是非!)を入れたらいただく直前にふんわりと全体を混ぜる。
甘みと果汁たっぷりになってきたトマトと、お豆の大きさに切ったきゅうりと一緒にいただきました。
とっても美味しかったです。
南仏の郷土料理、カスレ(Cassoulet)
2010年03月23日 (火) 00:43 * 編集
昨晩は、うちに友人が集まって、一緒に夜ご飯を食べました。
その時に作った料理をご紹介します。
主人の出身地、南仏はトゥールーズの有名な料理で、カスレといいます。
白インゲンをトマト風味で煮込んだ物に、鴨肉やソーセージなどがごろごろと入ったボリュームたっぷりのお料理で、多くのフランス人に愛されている家庭料理なんですよ。
写真がぼやけていてごめんなさい!(汗
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材料(4,5人分)
   白インゲン豆 350g(Haricot Tarbaisというお豆を使うのがお約束、でも普通の白インゲンで十分ですよ)
   玉ねぎ 2個(粗刻み)
   にんにく 3かけ(粗刻み)
   にんじん 中3本(お豆と同じくらいの大きさに切る)
   トマト 卵くらいの大きさの物2つ、または大きい物1つ(皮を剥き粗刻み)
   タイムの枝、月桂樹の葉 適量
   丁字 2つ
   トマトピューレ 大さじ2
   コーンスターチまたは片栗粉 10g
   鶏ガラスープ 1カップ強
   白ワイン 1カップ強
   
   *お好きな肉各種*
   トゥールーズ産ソーセージ(もちろん普通のソーセージで代用可) 4,5本
   ベーコン お好きなだけ(無くても)
   鴨肉のコンフィ 4,5個(無ければ鶏の骨付きもも肉)
   などなど

作り方
1)白インゲンは一晩多めの水に漬けて二倍にふくらむまでおき、下ゆでする。お鍋で煮立てたら一度ゆでこぼし、再びお鍋に月桂樹の葉1枚と共に入れて沸騰させ、弱火で1時間、柔らかくなるまで煮る。最後に塩を少々して下味を付ける。
2)肉はそれぞれ厚手の深鍋で予め火を通しておく。鶏肉の場合は塩コショウをする。
3)肉を取り出しにんにく、玉ねぎ、にんじん、ベーコンを炒める。透き通ってきたらトマトも入れる。トマトピューレと片栗粉を混ぜ、鍋に溶かし入れる。鶏ガラスープ、白ワイン、タイムの枝、月桂樹の葉、丁字も加えて弱火で30分煮たら、1)の豆をざるで水切りした物も加え、さらに30分煮る。
4)土鍋などオーブンに入れられる耐熱容器に煮上がった豆を、半量入れ(水気が多いようなら適度に水分をお鍋に残しながら)、その上に鴨肉のコンフィを並べる。その上に残りの豆で覆い、残ったソーセージを乗せ、半分お豆に埋もらせる。
5)200℃のオーブンで20分ほど焼く。あつあつをいただきます。

ボリュームのあるお料理なので、前菜はサラダなど、デザートも果物など軽めの物がおすすめです。
シャンパンから始まって、ワイン、食後酒とアルコールの方もたくさんすすんだようでした。(私は飲めないたちなのでそっちのほうは飲み助の主人が担当です、笑)
気の合うアラフォー仲間が集まって、楽しいおしゃべりに花が咲き、お腹も心もいっぱいになった夜でした。
幸せな時を過ごせたことに感謝です。
ちなみに鴨肉のコンフィは主人のお母さんが毎年暮れに手作りで缶詰にしている物を使いました。→こちら        
   
   
冬の一品。タルティフレット(Tartiflette)
2010年01月08日 (金) 23:39 * 編集
フランスの冬の家庭料理です。
じゃが芋に炒めた玉ねぎ、ベーコン、チーズというシンプルな材料ですがとろりと溶けたチーズがなんとも美味しいです。
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この料理にはルブロション(Reblochon)と呼ばれるチーズを使います。
薄い皮にとろけるようなチーズです。ちょっとカマンベールっぽいかしら。
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これは厚さを二つに切って使います。あ、猫の手邪魔の手が。
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作り方はとても簡単なので、ご紹介しましょうね。
材料
じゃがいも 1kg(薄切り) 玉ねぎ 小1個(薄切り)ベーコン 100g チーズ 240g
1)じゃがいもは洗って皮を剥いて5mmくらいの薄切り(お姑さんは丁寧にお水にさらして水気を拭き取るのですが、私はそのまま使ってしまいます!)にし、玉ねぎも同じように薄切りにする。
2)フライパンに少量の油を取り、ベーコンを熱して油に香りを移す。ベーコンを取り出した後同じフライパンを洗わずに使う。じゃがいもと玉ねぎを数分炒めたら少量の水を足して蓋をして蒸し焼きにし、中まで火を通す。
3)塩コショウをしたらベーコンとも合わせて耐熱皿に入れ、チーズを乗せる。
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4)240度に温めたオーブンで10分ほど焼く。
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あつあつをお野菜と白ワインと一緒に頂きます。
簡単で、美味しいです~。
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